お金の起源とは?
現代社会を生きていくためには、お金は非常に大切な存在です。
“人生はお金が全て”というわけではありませんが、お金を最優先に考えている人も多いのではないでしょうか?
衣食住をはじめ遊びや癒し、趣味など、何をするにも最低限のお金が必要ですし、人はお金を報酬として仕事をします。
近~現代になってからは貧富の格差も大きく、平均収入を大きく下回る人もいれば、一般人の生涯収入を驚くような短期間で稼いでしまう人もいます。
みなさん一度はお金について何かしらの疑問を抱いた事はありませんか?
こちらのサイトでは、お金の歴史や豆知識を紹介しながら、さまざまな疑問を解決いたします。
そもそもお金とは
「お金の歴史」のページでも紹介していますが、非常に古い歴史を持っています。
もともと人間は組織で行動していましたが、文明が発達するにつれて個人単位で生活するように変わってきました。
わかりやすく例えると、お金ができる前は村単位などで人間は共同生活をして、全員が平等もしくは、その組織の長(村長や族長など)の判断で食料を分配していました。
しかし、平等ないわゆる共産主義の生活だと、真面目に働いている人と、仕事をしないで遊んでいる人も同じ対価になってしまい不満を抱く人が増えていきます。
こうした背景があり、個人もしくは世帯やグループ単位で独立した生計を立てるようになります。
しかし、個人や世帯などグループが小規模単位の場合、農業や酪農、漁業など何かしらの分野に特化せざる得ない状況です。
完全自給自足をするよりも、村の中で農家と漁師が穀物と魚介類を交換する、などして生活をするのは必然的な流れです。
こうした傾向が進むと、食料だけではなく、住居の建築や修理などを専門に行う人が、何かサービスをする対価として食料を求めるなど幅広い職種が登場するようになってきます。
ただし、こうした物々交換だけでは生活は安定しない上に、季節的な問題や保存が効かない食料が有効活用できないといったデメリットができてしまいます。
そこで、物々交換の中の一つとして金銀銅など固有資産での取引が増え、それが発展して硬貨などのお金に変わっていきました。
つまり、お金とは人が生活するための手段として必然的に構築されたルールです。
お金は常に進化を遂げて、自動販売機などの機械でお金を呼び込むようになり、近年では電子マネーとしてカードやスマートフォンを活用した決済方法も登場しています。
お金は世界各国で様々な通貨が流通している
お金は日本では円が使用されていますが、アメリカはUSドルなど、世界の国々で様々な通貨が流通しています。
世界の通貨は両替することも可能です。
日本で作られたものが世界で売れれば(輸出事業が好調)日本の円の価値が高くなります。
逆に世界が日本の物や観光に興味が薄れると円の価値が低くなっていきます。
こうした需要と供給のバランスで、世界的に見た各国のお金の価値は随時変動しています。
お金は増えている
現在発行されているお金は、日本国内の場合は日本銀行が管理して必要に応じて増やしています。
原則、お金はルールや取り決めなく増やす事はできません。
日本銀行は古くなったお金を回収して、随時新しい紙幣や硬貨に交換しています。
新しいお金を投入するのは、主に日銀金融政策決定会合の内容に応じて、景気の刺激などを目的に流通するお金を増やしています。
近年はアベノミクスの影響でお金が増える割合が増加しています。
ただし、純粋にお金が増えているのとは若干ニュアンスが違います。
国債なども含めて国は必要なお金を調達するために借金を繰り返しています。
2015年度末の日本の借金は、およそ1,049兆円で国民1人あたり約829万円の計算になります。
国の借金は長年増加傾向が続いています。
お金を借りる際の注意点
お金がどうしても必要…
という場合、親族・知人・友人又は銀行・消費者金融などから「お金を借りる」という選択肢があります。
しかしながら、
“お金の切れ目が縁の切れ目”
ということわざにもある通り、お金によって交友関係が崩れてしまうことも決して珍しくはありません。
また、お金に対する価値観もそれぞれ異なりますので、そもそもお金を借りるという行為自体を否定する方も多いと予想します。
そのため、金利や手数料は掛かってしまいますが、お金を借りたいときは銀行や消費者金融等の金融機関を頼るのがベターです。
少額ならカードローン、まとまった金額であれば不動産担保ローンなど、必要な金額に応じた種類のローンを選択することができます。
また、当然ですが借入金額が大きくなればなるほど支払う金利も大きくなります。
お金を借りる際はきちんと返済計画を立て、その場しのぎの借り入れは絶対にしないようにしてください。
参考サイト:銀行でお金を借りるには
お金には様々な使い道がある
物を買うことだけがお金の使い道ではありません。
余ったお金は銀行に貯金すれば利息がもらえますし、証券や事業に投資をすれば増やす事もできます。しかし、投資の場合は思い通りの結果にならなければお金が減ってしまうというリスクもあります。
お金が足りないと感じながら生きている人もいれば、余ってるお金を貸して利息を得たい、と考えている人(会社)もいて、それらの間で常にお金が回っているのです。
例えば、個人が家や車など高額なものを購入する時には、銀行からお金を借り入れ、利息と共に毎月少しずつお金を返済していきます、という方法がとられます。
高額の買い物をしたい利用者側と、金利によって利益を生みたい銀行側で利害が一致しているため、成り立っているビジネスになります。
これは個人に限らず、企業にとっても同じことが言えます。
事業のための運転資金を調達するためには、銀行から借り入れを行うのが一般的です。
しかし、個人に比べて金額も大きくなりがちな企業への融資となると、それだけ審査も厳しくなりがちです。
そのような審査をパスできない、または待つことができない場合には、ファクタリングによる資金調達という選択肢もあります。
このようなやりとりはすべて「お金」を中心に行われていますが、双方の要望や利害が一致して成り立っている点で、有益なことだと言えるでしょう。
お金持ちは、お金の事をよく理解している
事業や投資で成功するようなお金持ちは、お金の事をよく理解しています。
これは、単にお金の歴史や種類などの豆知識が豊富という事ではなく、どういった所にお金が集まっていくかなど、お金の性質をよく分かっています。
逆にお金の事をよくわかっていない人は、宝くじや遺産相続などで大金を手にしても、すぐに財産を溶かして元通りの生活に戻ってしまいます。
お金の事を勉強する事は、お金を増やす事にも通じる部分があります。